2. Cross-addicted



-コメント-
今回はサポートとして参加してくれている
藤宮圭くんがCrossAddictionという
バンドを率いておりまして。

そこで「It's Like A Trompe-l'oeil」という曲を書いてたんです。
気まぐれな女の子に振り回されるイケメン男子が主人公。

あれこれ何かお返事書くべき?べき?と
ニヤニヤ書き始めた曲です。


ただこのCrossaddictionというワードちょっとヘビー。
多重嗜癖。複数のモノやコトや人間関係に
溺れてしまうこと。だそうです。

嗜癖って3種類あるんですって
物質嗜癖(薬物、アルコール、煙草、鎮痛剤などへの依存)
過程嗜癖(ギャンブル、買物、仕事、暴力などへの依存)
関係嗜癖(特定の人間関係への依存)

で、多重嗜癖てことは
それがふたつ以上いっぺんに出ちゃうときもあるし、
いっこを止めようとして他のものに溺れるときもあるみたい

ということで
ああ、求めちゃうのね。乾いちゃうのね
なくなっちゃうのが怖いのね
という理解をしました


乾いた時はいくらでも求めてしまいます
溺れる者になれば藁をも摑みます

しかも泥酔してる人は醒めるまでこっちの言うことなんて
なにひとつ聞こえないからたいへん
本人はほんとうに辛いと思っているのでしょうが

だって
「あらやだ自分が何かに捕まっちゃったー」て
冷静に分析できるくらいなら嵌まらないしね

嵌まるって面白い言葉
自分から嵌まれば「集中している」
知らないうちに嵌まっていれば
「泥沼から抜けられない」

自分のにほんあしでしか
歩いていくことはできないのに
まるでヒトゴトのように言い放ってしまうんですね

さらに

こっちが岡目八目ってると優しさが足りないとか
自分は大切にされてないとか言って
逆上したり突飛な行動に出たりしちゃうので
細心の注意と愛が必要です

というイメージの曲です。まったく発展途上。
気づけば圭くんや圭くんのバンドのイメージからは
果てしなく遠く離れてしまいました。
この曲の内容は申し訳ないくらい圭くんや圭くんのバンドとは無関係です。



-Lyric-
あなたは空っぽの器 満たされても満たされても
欠けてゆく月の虜 とめどなく求め続けて

あなたは底なしの器 なみなみ湛えた嘘
誰にも見られないようにって 飲み込んで 飲み込んで ため息

忘れたい 記憶に 溺れ 沈みたい 届かない場所
やっと遠ざかっていったノイズなのに
Why do I have to miss the very thing I have lost?

出られないと思ってるのは
真ん中にいるあなただけ
私はその手を1度も離した覚えなんかない

不確か過ぎる土台に裏切られて
気づいてしまった瞬間 もうこちら側には帰る場所もなく
がらんどうに響く飽和した叫び
無意識にできたはずのすべてが 牙すらむかずに立ちはだかる

あなたの空っぽの理想 追いかけても追いかけても
指かけようともがく爪 凍りついて崩れていく

あなたの底なしの器 光を失う奥
ヒューズを持たない回路 ショートしたまま暴れ続ける

許せない傷の痕にらみ 壊せない壁の前吠える
狭まる視界 遠のく音 喉が詰まってく
Why do I have to dream of everything I can’t touch?

「消えたい」なんて狼
少年の目に涙が
望みが薄いと挑む前に幕だけ引くの?

近づいたわたしの罪を責める
追いかけてはいけないとあれほど言ったのにと
あなたは赤い床の上で笑う
汚れた鋏で欲しいものだけを切り取った残りが作った池で





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